C++Builderでは、色々な雛形が用意されています。その雛形を使用してノーコードで、Windows用のプロジェクトの作成方法を説明します。
VCLを使用してWindowsのアプリケーションを作成する場合、”SDIアプリケーション”を使用してアプリケーションの雛形を作成するのが簡単です。
雛形プロジェクトの選択
ファイルメニューから選択
メニューから「ファイル」→「新規作作成」→「その他」を選択します。
雛形「SDIアプリケーション」プロジェクトの選択
次に、「C++Builderプロジェクト」→「Windows」→「SDIアプリケーション」を選択して「OK」ボタンをクリックします。
プロジェクトを作成するディレクトリ(フォルダー)の選択
次に、プロジェクトを作成するディレクトリ(フォルダー)を選択してプロジェクトを保存します。
ここでは、”d:\work3\test3\test”に、プロジェクトを作成しています。
作成したプロジェクト
SDIアプリケーションプロジェクト
ノーコードで、以下のようなプロジェクトの雛形が作成出来ました。
- メインメニュー
- スピードバー
- ステータスバー
という基本的な画面要素を備えています。
簡単ですね。後は、これをベースに作っていけばいいわけです。
実行ファイルのイメージ
以下が、コンパイルして動作させたアプリケーションです。
実行して、終了という基本的な動作が出来ています。ここまで、ノーコードですね。
さりげに、ステータスバーに、メニューのヒントも表示されています。