2024/04/24「多機能ファイラーAs/Rの魅力と活用法」を出版、KView32公開

アイコンを簡単に作成する

C++Builder

アプリケーションの作成時に、結構悩んだり、時間がかかってしまうのがアイコンの作成です。

凝ったアイコンが必要ないのであれば、kintoneサイトのアイコンの作成機能を使って、簡単に素早く作成してみては如何でしょうか?

この記事では、

  1. アイコンの簡単な作成方法
  2. マルチアイコンの作成方法
  3. 実行ファイルのアイコンの確認方法

について説明します。

それから、フリーで入手できるアイコンについてもご紹介します。

kintoneのアイコン自動生成機能を使用

kintoneのサイトには、無料で使用出来るアイコンも多数登録されていていますので、作成しているアプリケーションにピッタリのアイコンがあれば、それを使用させてもらっても良いですね。

このサイトでは、簡単に文字や画像からアイコンを作成するサービスも提供してくれています。

kintoneのサイトを開く

先ず、kintoneのサイトをブラウザーで開きます。画面の、右上の「アイコンを自動生成」ボタンをクリックします。

文字からアイコンを自動作成

アイコンの自動作成機能ですが、

  1. 入力された文字のアイコンを自動作成
  2. アップロード画像からアイコンを自動作成

という2つの機能を提供してくれていますが、今回は、”入力された文字のアイコンを自動作成”の機能の方を使用します。

各設定

各設定を行います。

文字の入力

「文字を入力」の箇所に、アイコンにしたい文字を入力します。

入力できる文字は、各行4文字、2行までです。

フォントの選択

「フォントを変更」で、フォントを選択します。

文字サイスの選択

「文字サイズを変更」の箇所で、文字サイズを指定します。

最小、小、中、大、最大の5種類の中から選択します。

背景色の選択

「背景色の選択」の箇所でアイコンの背景色を選択します。

出力サイズの設定

「出力サイズを選択」の箇所で、アイコン画像のサイズを指定します。

サイズは、56px, 128px, 256px, 512px の4種類の中から選択します。

保存

「PNGダウンロード」ボタンをクリックすると、作成した画像をダウンロードする事が出来ます。

ファイル名は、”icon.png”となります。

ここでは、文字「KV」、出力サイズ:256pxで作成してみます。

Png2WinIcoを使用してマルチアイコン化

ダウンロードした、”icon.png”を”Png2WinIco”を使用してアイコンを作成します。

Png2WinIcoについて

Png2WinIcoは、PNGからWindowsのiconファイルを生成するアプリケーションです。

256×256サイズのアイコンに対応した、マルチアイコンを作成できます。

Png2WinIco | HiBARA Software

ダウンロード先

ここ から、 Latest版をダウンロードしてください。

Png2WinIcoの起動画面

先ほど作成した、”icon.png”ファイルを Png2WinIcoアプリケーションの画面にドロップします。

ドロップする画像ファイルは、256×256サイズ以上のPNGファイルです。

アイコンの作成・保存

画像ファイルをドロップすると、

  • 256 × 256 px
  • 64 × 64 px
  • 48 × 48 px
  • 32 × 32 px
  • 24 × 24 px
  • 16 × 16 px

の6種類のサイズを含むマルチアイコンが作成出来ます。

「ICOファイルとして保存」ボタンをクリックしてファイルに保存します。

アイコンの確認

アイコンファイルや、実行ファイルに含まれるアイコンを確認するには、以下の2つのアプリが使用できます。

IconRipper

アプリケーションの上部の「ファイル名、ファイルパス」のところに、表示したい実行ファイルや、アイコンダイルをドロップします。

以下は、KView32.EXE(自作ソフト)をドロップし、そのアプリケーションに含まれるアイコンを表示してます。

以下のHPも参考にしてください。

IconExplorer

IconExplorerは、ファイルのブラウザー機能を使用してファイルを選択します。

以下は、自作ソフトの KView32\Win64\Release\KView32.exe を選択してその中のアイコンを表示しています。

Windows標準のアイコン

Windows アイコン画像は、以下のファイル内にあります。

C:\Windows\System32\SHELL32.dll

または

C:\Windows\System32\imageres.dll

DLL内のアイコンの取得

SHELL32.dll“、”imageres.dll” 内のアイコンですが、上述の「IconRipper」、「IconExplorer」を使用してアイコンをファイルとして保存する事ができます。

IconRipperを使用

IconRipperを使用して、”C:\Windows\System32\SHELL32.dll“内のアイコンをファイルに保存する方法を説明します。同様の方法で、実行ファイル(*.exe)内のアイコンもファイルに保存する事ができます。

  1. ファイルをDropして開きます。
  2. アイコンと保存したいアイコンサイズを選択します。
  3. 「画像の保存」ボタンをクリックしてファイルに保存します。

IconExplorerを使用

IconExplorerを使用して、”C:\Windows\System32\imageres.dll“内のアイコンをファイルに保存する方法を説明します。IconExplorerでも、同様の方法で、実行ファイル(*.exe)内のアイコンもファイルに保存する事ができます。

  1. フォルダとファイルを選択し、アイコン一覧を表示します。
  2. アイコンと保存したいアイコンサイズを選択します。
  3. 保存したいアイコンサイズの上で、右クリックしてポップアップメニューを表示します。
  4. 「Save to Icon」をクリック、ファイルに保存します。

ファイルに保存する場合は、IconExplorerを使用するとアイコンを一覧で表示でアイコンが大きく表示されるので、アイコンが確認しやすいですね。

Farm-Fresh Web Icons の入手

Farm-Fresh Web Icons は、16×16と32×32の2種類のサイズのPNG形式画像によるアイコン集で、その数は実に2400種類以上です。

以下のHPの2カ所どちらかをクリックする事で、一括でダウンロード可能です。

ライセンス

Farm-Fresh Web Icons のライセンスは、 Creative Commons Attribution-ShareAlike License となっています。

も参照ください。

参考URL

以下のURL参も考にしてください。

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