2024/04/24「多機能ファイラーAs/Rの魅力と活用法」を出版、KView32公開

TClientSocket, TServerSocketのインストール

C++Builder

C++Builderでは、ソケット コンポーネントはデフォルトではインストールされません。ソケット コンポーネントを使用するには、dclsockets***.bpl パッケージをインストールする必要があります。

尚、TClientSocket, TServerSocketコンポーネントは、VCL用ですので、Windows専用のコンポーネントとなります。

***には、バージョン番号が入ります。RAD Studio 11.3では、280RAD Studio 12では、290となります。

ソケットコンポーネントのインストール

ソケットコンポーネント(TClientSocket, TServerSocket)は、デフォルトではインストールされていませんので、先ずdclsockets***.bplパッケージをインストールする必要があります。

[コンポーネント|パッケージのインストール]を選択します。

パッケージのインストール] ダイアログ ボックスで、[追加]をクリックします。

[デザイン パッケージの追加] ダイアログ

  1. C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\22.0\bin まで移動
    RAD Studio 11.3を、デフォルトのままでインストリールした場合です。
    別のバージョン、別のフォルダにインストールした場合は、そのフォルダを選択してください。
  2. ファイル名に、dclsockets*.bplを入力
  3. dclsockets***.bplを選択します。
    RAD Studio 11.3では、dclsockets280.bplとなります。
  4. 最後に、開くボタンをクリックしてパッケージをインストールします。

パッケージの確認

パッケージの中に、ソケットコンポーネントがあればインストール出来ています。

TClientSocket, TServerSocketコンポーネントの確認

コンポーネントも確認してみましょう。

[ツール パレット][Internet]カテゴリに、TClientSocket, TServerSocketコンポーネントが表示されていることが確認出来ると思います。

TClientSocketの使用方法

TClientSocketの使用方法は、以下の記事を参照ください。

TServerSocketの使用方法

TServerSocketの使用方法は、以下の記事を参照ください。

TServerSocketとTClientSocketコンポーネントは非推奨となっているようです。

現在のバージョンのDelphi/C++Builderでは、TServerSocketとTClientSocketコンポーネントは非推奨となっているため、類似した機能を持ったコンポーネント(例えば、TIdTcpServerやTIdTcpClientなど)への移行を検討してください。

TServerSocketとTClientSocketコンポーネントがツールパレットの一覧から見つからない

参考URL

以下のURLも参照ください。

※ エンバカデロのネットワークサービスで障害が発生しているようです。(2024/01/26)

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