C++Builderでは、ソケット コンポーネントはデフォルトではインストールされません。ソケット コンポーネントを使用するには、dclsockets***.bpl パッケージをインストールする必要があります。
尚、TClientSocket, TServerSocketコンポーネントは、VCL用ですので、Windows専用のコンポーネントとなります。
ソケットコンポーネントのインストール
ソケットコンポーネント(TClientSocket, TServerSocket)は、デフォルトではインストールされていませんので、先ずdclsockets***.bplパッケージをインストールする必要があります。
[コンポーネント|パッケージのインストール]を選択します。
パッケージのインストール] ダイアログ ボックスで、[追加]をクリックします。
[デザイン パッケージの追加] ダイアログ
- C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\22.0\bin まで移動
RAD Studio 11.3を、デフォルトのままでインストリールした場合です。
別のバージョン、別のフォルダにインストールした場合は、そのフォルダを選択してください。 - ファイル名に、dclsockets*.bplを入力
- dclsockets***.bplを選択します。
RAD Studio 11.3では、dclsockets280.bplとなります。 - 最後に、開くボタンをクリックしてパッケージをインストールします。
パッケージの確認
パッケージの中に、ソケットコンポーネントがあればインストール出来ています。
TClientSocket, TServerSocketコンポーネントの確認
コンポーネントも確認してみましょう。
[ツール パレット]の[Internet]カテゴリに、TClientSocket, TServerSocketコンポーネントが表示されていることが確認出来ると思います。
TClientSocketの使用方法
TClientSocketの使用方法は、以下の記事を参照ください。
TServerSocketの使用方法
TServerSocketの使用方法は、以下の記事を参照ください。
TServerSocketとTClientSocketコンポーネントは非推奨となっているようです。
現在のバージョンのDelphi/C++Builderでは、TServerSocketとTClientSocketコンポーネントは非推奨となっているため、類似した機能を持ったコンポーネント(例えば、TIdTcpServerやTIdTcpClientなど)への移行を検討してください。
TServerSocketとTClientSocketコンポーネントがツールパレットの一覧から見つからない
参考URL
以下のURLも参照ください。
※ エンバカデロのネットワークサービスで障害が発生しているようです。(2024/01/26)