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Clangベースのコンパイラ(BCC32C)を使用するには

C++Builder

Embarcadero RAD Studio 、C++Builder の32ビットWindowsでは、デフォルトでは、従来のBorlandコンパイラ(BCC32)が使用されない設定となっていました。(C++Builder11,12で再確認しました。)

C++11、C++14、C++17、C++20などの最新のC++標準をサポートした、ClangベースのコンパイラであるBCC32Cを使用するためには、設定を確認してください。

それ以外の64ビットのWindowsやAndroid,iOSでは、デフォルトで、Clangベースのコンパイラが使用されているようです。

設定の確認

メニュンーの「プロジェクト」→「オプション」から以下のダイアログを開きます。

そのダイアログの、「ビルド」→「C++コンパイル」の「C++コンパイラWIN32」の「従来のBorlandコンパイラを使用」を false になっていれば、ClangベースのBCC32Cが使用されます。

BCC32Cについて

BCC32Cの主な特徴

BCC32Cの主な特徴は次のとおりです。

  • Clangベースの最新のC++標準をサポート
  • パフォーマンスの向上
  • 安全性の向上
  • 新機能の追加

BCC32Cの具体的な機能や利点

以下に、BCC32Cの具体的な機能や利点のいくつかを挙げます。(以下、Bardからの情報です。)

  • Clangベースの最新のC++標準をサポート

BCC32Cは、Clangベースのコンパイラであるため、C++11、C++14、C++17、C++20などの最新のC++標準をサポートしています。これにより、最新のC++言語機能を使用してプログラムを記述することができます。

  • パフォーマンスの向上

BCC32Cは、Borland C++コンパイラ(BCC32)と比較して、パフォーマンスが向上しています。これは、Clangベースのコンパイラであるため、Clangの高度な最適化機能が利用されているためです。

  • 安全性の向上

BCC32Cは、安全性の向上を目的としたいくつかの機能を追加しています。たとえば、未定義の動作を検出する機能や、バッファオーバーフローを検出する機能が追加されています。

  • 新機能の追加

BCC32Cは、いくつかの新機能を追加しています。たとえば、インラインアセンブリのサポートや、SIMD命令のサポートが追加されています。

BCC32Cは、Embarcadero RAD Studioの32ビットWindows向けC++コンパイラの最新バージョンです。最新のC++標準をサポートし、パフォーマンスと安全性を向上させているため、C++開発に適したコンパイラです。

参考URL

以下のHPも参考にしてください。

BCC32 - RAD Studio
BCC32C - RAD Studio
BCC32X.EXE - RAD Studio
Clang 拡張 C++ コンパイラと旧世代の C++ コンパイラの違い - RAD Studio
Clang 拡張 C++ コンパイラでサポートされていないオプション - RAD Studio
Clang 拡張 C++ コンパイラでサポートされていないオプション - RAD Studio

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