お気に入りの写真や画像をパソコンのスクリーンセーバーに設定したいと思ったことはありませんか?
Windowsでは、この機能が標準で提供されています。ここでは、Windows(例として、Windows 11)でスクリーンセーバーを設定する方法を解説します。家族や友人の写真、旅先の風景、お気に入りのアート作品など、簡単な手順でスクリーンセーバーに設定できます。
ただし、標準のスクリーンセーバー機能では、単一のフォルダ内にある写真や画像のみを表示できます。そこで、より多機能な画像スクリーンセーバー「KScrn32/KScrn64」を自作しました。このスクリーンセーバーにつきましても、以下でご紹介します。
項目 | Windowsの標準 | KScrn32/KScrn64 |
---|---|---|
写真/画像の選択 | 単一のフォルダ | 複数のファイル/複数のフォルダから |
表示の順番 | 順番/ランダム | 順番/ランダム |
表示位置 | センター | センター/ランダム/フィット |
画像情報の表示 | × | ○ |
画像の効果 | × | ○(一つのみ有効) |
BGM対応 | × | ○ |
スクリーンセーバーの設定/選択方法
先ず、スクリーンセーバーの設定/選択方法を説明します。
スクリーンセーバーの設定/選択方法は、「個人用設定」から、「ロック」→「スクリーン セーバーの設定」で行います。
「個人用設定」メニューの表示
「個人用設定」メニューの表示方法するには、以下の2つの方法があります。
方法1
- デスクトップの何もないところで右クリックし、ポップアップメニューを表示します。。
- ポップアップメニューの「個人用設定」を選択します。
方法2
- 「スタート」ボタンをクリックします。
- 次に、「設定」をクリックします。
「ロック画面」を選択
左側のメニューの「個人用設定」をクリックした後、右側のメニューの「ロック画面」をクリックします。
「スクリーンセーバー」を選択
「ロック画面」メニューの「スクリーンセーバー」をクリックします。
「スクリーンセーバーの設定」ダイアログ
以下の、「スクリーンセーバーの設定」ダイアログが表示されます。
コンボボックから、使用したいスクリーンセーバーを選択します。
使用したいスクリーンセーバーを選択した後、
- 「設定」ボタン
- 選択したスクリーンセーバーの設定を行うダイアログを表示します。
- 「プレビュー」ボタン
- 選択したスクリーンセーバーがを起動して、動作を確認できます。
「写真」スクリーンセーバー
「スクリーンセーバーの設定」ダイアログのスクリンセーバーを選択するコンボボックの中の「写真」が、Windowsで標準で用意されている写真をスライドショー形式で表示するスクリーンセーバーです。
設定
「スクリーンセーバーの設定」ダイアログで「写真」を選択後、「設定」ボタンで、以下の設定ダイアリグが表示されます。
- 画像の選択
- 「参照」ボタンをクリックして、使用したい写真のフォルダを指定します。ここで、スクリーンセーバーに表示させたい画像が保存されているフォルダを選択できます。設定できるのは、1つのフォルダのみなので、スクリーンセーバーとして表示したい写真/画像を予め1つのフォルダにコピーしておきます。
- 「スライドシーの速度」の設定
- 写真の切り替え速度を、遅く/中/速くから選択します。
- 表示順
- 「画像をランダムに再生する」にチェックを入れると、ランダムな順番で表示されます。
- 保存
- 「保存」ボタンをクリックして、設定を保存します。
多機能画像スクリーンセーバー KScrn32/64
上述しましたように、標準のスクリーンセーバー機能では、単一のフォルダ内にある写真や画像のみを表示できます。
お好きな画像を、ランダム、エフェクト表示、BGM設定等、カスタマイズ可能な画像スクリーンセーバーを作成しましたので、ご興味がありましたらお使いください。以下のVectorのサイトでも公開しています。
シェアウェア版と、エフェクト機能を1個に限定したフリーソフト版があります。
- 幅広い画像形式に対応
- JPEG, PNG, BMP, GIF, WebP, ICON, TIFF, HEIC (heic) に対応
- 多彩な画像登録方法
- ファイルの指定:ドラッグ&ドロップ、またはファイル選択ダイアログから
- フォルダの指定:ドラッグ&ドロップ、またはフォルダ選択ダイアログから
- 豊富なエフェクト
- 初期表示画像の設定、13種類のエフェクトを利用可能(シェアウエア版のみ)
- 画像切替時間の設定
- 表示切替の時間設定が可能
- 画像表示位置の調整
- 中央表示、ランダム表示、画面サイズにフィット、画面オーバーフィット
- 画像表示順のカスタマイズ
- ソート(ソートなし、名前、日付[降順/昇順])、ランダム表示
- 画像情報の表示機能
- サイズ、フルパス、現在時刻の表示が可能
- スクリーンセーバー終了条件の設定
- マウス移動による終了の無効化や、キー入力による終了の無効化が設定可能
- BGM再生機能
- WAV、MP3、WMA、AIFF、MID形式に対応
- ランダム再生に対応したBGM再生機能を搭載
VectorのWebサイト
以下の、VectorのWEbサイトから入手できます。
以下からも、ダウンロードできます。
- 多機能画像スクリーンセーバー KScrn32/KScrn64 フリーウェア版
- 多機能画像スクリーンセーバー KScrn32S/KScrn64S シェアウェア版
説明書
多機能画像スクリーンセーバー KScrn32/KScrn64 の説明書です。
- KScrn32/64フリー版 説明書
- KScrn32S/64S シェアウエア版 説明書