2025/01/09 多機能画像スクリーンセーバー KScrn32/KScrn64(フリー版、シェアウェア版)をVectorで公開

M5Launcherで、SDカードからアプリを起動

M5Stack

M5Stack-SD-UpdaterでSDカードからアプリを起動!で、ライブラリィの「M5Stack-SD-Updater」を使用してSDカードに保存したアプリケーションを起動する方法を説明した.。「M5Launcher」を使用しても同じように、SDカードに保存したアプリケーション(バイナリファイル)を起動する事ができます。

この記事では、「M5Launcher」について説明します。

M5Launcherについて

M5Launcherについて説明します。以下のWebページも参照してください。

M5Launcherの起動画面と、Launcher画面です。

機能

M5Launcherは、以下の機能を持っています。

アプリのアップデート

  • SDカードからアップデート
  • OTA、WiFiを使用してアップデート

SDカード管理

  • 新しいフォルダを作成する、
  • ファイルとフォルダを削除する、
  • ファイル名を変更する、
  • ファイルをコピーして貼り付ける、
  • バイナリをインストールする

CFG構成 (カスタマイズ)

  • 充電モード
  • 明るさを変える
  • 暗くなる時間を変更する
  • UIカラーの変更
  • Spiffs を回避/確認 (Spiffs ファイル システムのインストールを要求しないように変更します。この機能を使用するのは Orca One のみです)
  • 回転を変更する
  • すべてのファイル/Bin のみ (すべてのファイルまたは .bin のみを表示 – デフォルト)
  • パーティションスキームを変更する(たとえば、大きなアプリや UiFlow2 をインストールできるようにする)
  • パーティションのリスト
  • FATパーティションをクリアする
  • SPIFFS を保存します (必要なときに復元できるように SPIFFS パーティションのコピーを保存します)
  • FAT vfs を保存します (必要なときに復元できるように FAT パーティションのコピーを保存します)
  • SPIFFSを復元する
  • FAT vfsを復元する

対応機種

M5Launcherは、以下のM5Stackシリーズに対応しています。

  • M5StickC/M5StickC Plus/M5StickC Plus 2
  • M5Stack(Fire, Basic, Gray)
  • M5Stack Core2
  • M5Stack CoreS3
  • Cardputer

M5Launcherのインストール

M5Launcherは、M5Burnerを使用してデバイスに書き込む事ができます。

M5Burnerの入手・使い方につきましては、M5Stackのファームを工場出荷時状態に戻すの記事を参照ください。

  • M5StickC/M5StickC Plus/M5StickC Plus 2
  • M5Stack(Fire, Basic, Gray)
  • M5Stack Core2
  • M5Stack CoreS3
  • Cardputer

アプリケーションの登録

M5Launcherで使用するアプリケーションを登録するのは、アプリケーションのバイナリファイルをSDカードにコピーするだけです。「M5Stack-SD-Updater」の場合は、プロジェクト(アプリケーション)を「M5Stack-SD-Updater」ライブラリを使用して修正する必要がありましたが、M5Launcherでは、作成したバイナリファイルをSDカードにコピーするだけです。ただし、使用するデバイスをPlatformIOで書き替えた場合、M5Burnerで、再度M5Launcherを書き込む必要があります。

PlatformIOの場合の登録

PlatformIOの場合は、firmware.bin ができますのでこのファイルの名前を変更して、SDカードのルートフォルダにコピーします。

firmware.bin は、Core2の場合は、プロジェクトフォルダ内の.pio\build\m5stack-core2\ にあります。

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