M5Stackのファームは、M5Burnerを使用して工場出荷時状態のファームに戻すことができます。
この記事では、その方法を説明します。
M5Burnerの入手
以下のWebサイトから、M5Burnerを入手します。
このWebサイトから、UIFlowや、USB DRIVERも入手できます。
m5-docs
The reference docs for M5Stack products. Quick start, get the detailed information or instructions such as IDE,UIFLOW,Ar...
M5Burnerのダウンロード
- 「UIFLOW FIRMWARE BURNING TOOL」のセクションから、使用環境に適したM5Burnerをダウンロードします。
Windowsの場合は、「M5Burner Win10 x64 v3.0」をクリックして、「M5Burner Win10 x64 v3.0.zip」をダウンロードします。
M5Burnerでは、工場出荷時のファームの用に公式に公開されているバイナリ以外にユーザーが公開してくれているバイナリも多数あります。以下、その一例です。
- UIFlow
- LovyanLauncher
- LovyanGFX_Clock
- Tetris
M5Burnerの起動
- エクスプローラで「M5Burner Win10 x64 v3.0.zip」を選択後右クリックして「プロパティ」を開き、セキュリティの箇所の「許可する」をクリックして有効にします。
- 「M5Burner Win10 x64 v3.0.zip」を適当なフォルダで解凍します。
- 「M5Burner.exe」を起動します。
工場出荷時のファームを選択し書き込む
「M5Burner.exe」を起動したら、工場出荷時のファームを選択し書き込みます。
1.機種を選択します。Core2の場合は、「CORE2&TOUCH」を選択します。
2.書き込むファームウェアーを選択します。
- M5Stack Core2: Core2FactoryTest
- M5Stack Core2 for AWS : Core2_For_AWS
3. 「Dwonload」ボタンをクリックします。
4. ダウンロー後、「Burn」ボタンをクリックしてファームを書き込みます。
以下のダイアログが表示されますので、「COM」、「BaudRate」を設定して、「Start」ボタンをクリックして書込を開始します。
工場出荷時のアプリケーションのソースコード
以下のWebサイトに、工場出荷時のアプリケーションのソースコードが一部公開されています。
参考URL
以下、参考となるWebページです。
- Firmwares available on M5Burner
- M5 Launcherでも、使用できるバイナリです。
M5Stack Firmware
M5Burner v3の使いかた
M5Burner v3のUser Customで配布できるバイナリファイルを用意する - Qiita
はじめにM5Stack用のツールM5Burner v3には、「User Custom」というタブが用意され、ユーザーが独自に提供するファームウェアを配布できるようになっています。公式なドキュメント…